
ここでは、なぜリンパマッサージをすると「痛い」と感じてしまうのか。
また、リンパマッサージよりも効率の良い方法についてもご紹介いたします。
リンパマッサージが痛い理由やもっと効率の良い方法が気になる方は、参考にされてください。
リンパマッサージとは
人の体の中には、血液やリンパ(リンパ液)などの液体が流れていて、常に循環しています。
しかし、その循環が悪くなってきますと、リンパであればリンパ節で滞って腫れてきたり、全身のあちこちがむくんでくるようになります。
その対処法の1つとして「リンパマッサージ」と呼ばれているものがあります。
もちろん、リンパマッサージというものは、リンパの流れが良くなるように促していくマッサージのことをいいます。
リンパマッサージのやり方
リンパマッサージは、エステ店などで施術メニューとなっていることが多く、実際に受けたことがある方も多くおられることでしょう。
もちろん、リンパマッサージは、体の場所によっては自分ですることもできます。
そのやり方は非常に簡単で、リンパの走行に沿って押しながら撫でていくだけです。
もし、ご自身でリンパマッサージをされるようでしたら、以下のような図を参考にしながらされていかれるといいでしょう。
リンパマッサージが痛い理由
リンパマッサージを受けていると、「痛い」と感じてしまう方が多いものです。
なかには「イタ気持ちいい」と感じる方も多くおられることでしょう。
では、なぜリンパマッサージをする時に「痛い」と感じてしまうのか。
それは、緊張して硬くなっている筋肉に対して外から強い圧力を加えているからです。
緊張して硬くなっている筋肉に対して外から強い圧力を加えますと、張り詰めた筋肉が悲鳴を上げるのは当然のことなのです。
では、その痛みを我慢しながらリンパマッサージを受けていると、どうなってしまうのか。
痛みを我慢しながらリンパマッサージを受けておりますと、筋肉や血管が損傷してしまいます。
酷い場合には、リンパマッサージを受けた後に赤く腫れ上がったり内出血を起こすこともあります。
もちろん、軽度の損傷であれば、自らの自然治癒力(回復力)によって修復されますので、特に心配するようなことはありません。
また、圧力の弱いリンパマッサージである場合も、筋肉や血管を損傷することはありませんので、特に心配するようなことはありません。
しかし、リンパマッサージでリンパの流れを良くしていくためには、どちらにしても、そのような無理強いをしていくことになります。
リンパマッサージよりも効率の良い方法
「とにかくリンパマッサージでリンパの流れを良くしていってむくみをなくしたい」などと思われている方は、リンパマッサージを受けに行ったり、ご自身でされていかれるといいでしょう。
ただ、もっと簡単に効率的にリンパの流れを良くする方法があります。
それは、全身の構造自体を整えていけばいいのです。
例えば、筋肉がねじれているなら、筋肉のねじれをとっていけばいいのです。
筋肉が緊張しているなら、筋肉の緊張をなくしていけばいいのです。
筋肉に余計な負担がかかっているなら、筋肉に余計な負担がかからないようにしていけばいいのです。
骨格が崩れているなら、筋肉の緊張バランスを整えて骨を正常な位置に移動させればいいのです。
全身の構造を整えれば、リンパは正常に流れるようになります。
グイグイと強引にリンパを流そうとしなくても、全身の構造さえ整えれば、リンパは正常に流れるようになるものなのです。
このことは、リンパに限らず、血液や神経についてもいえることです。
例えば、ねじれたホースの中に水を流していると、水の流れは悪いままで、ねじれた部分に不純物がたまっていきます。
そして、ホースのねじれをとれば、水の流れは良くなり、ねじれた部分にたまっている不純物が自然に押し流されていきます。
このようにイメージしていただけると、分かりやすいかと思われます。
ちなみに、当店では、指圧やマッサージなどは一切いたしておりません。
ソフトなタッチで全身を正常な構造へと導いていくように施術をさせていただいております。
- 全身を正常な構造へと整えていきたい。
- 自分自身で全身の構造を整えていけるようになりたい。
と思われているようでしたら、1度当店にお越しください。
その方法を施術を交えて丁寧にお伝えいたします。