
ここでは、「酒は百薬の長」ということわざについて解説いたします。
実は、「酒は百薬の長」ということわざには続きがあります。
その続きが気になる方は、参考にされてください。
「酒は百薬の長」とは
「酒は百薬の長」という言葉は、元々は古代中国の書物である『漢書』の中に記されていた言葉です。
現代の言葉に置き換えますと、「酒はどんな薬よりも良い」といったような内容になります。
その言葉を日本で引用したのが、あの有名な『徒然草』を書いた吉田兼好です。
「酒は百薬の長」の続き
吉田兼好は『徒然草』の中で、以下のような言葉を記しています。
「酒は百薬の長とはいへど、万(よろづ)の病は酒よりこそ起(おこ)れ」
これを現代の言葉に置き換えますと、
「酒はどんな薬よりも良いとはいっても、多くの病気は酒によってなるものだ」
といったような内容になります。
吉田兼好の考え方は現代でも通用している?
吉田兼好が『徒然草』を書いたのは、今から700年ほど前になります。
しかし、この言葉に関しましては、現代医学におきましても通用している考え方といえます。
多くの病気の原因を調べてみますと、その原因の中に「飲酒」というものが含まれていることが非常に多いからです。
とはいっても、「長生きしたければ1滴も酒を飲むな」などという極論を言うつもりはありません。
なかには酒を飲んでいて長生きされている人もいるからです。
また、人によっては酒を飲みたくなくても付き合い上飲まなくてはいけない場合もあることでしょう。
そのような方は、以下のようなアルコール代謝を促すサプリなどを摂取しておかれた方がいいでしょう。
日頃からよく酒を飲まれる方は、酒で大事な体を壊したり、貴重な人生を台無しにしてしまわないようにご注意ください。