美容鍼についての素朴な質問
Q.「美容鍼」の読み方は、何と読めばいいのですか?
「美容鍼」の読み方には、「びようしん」と「びようばり」の2通りの読み方があります。
テレビ番組などでは、「びようばり」と言っていることが多いため、「びようばり」という読み方の方が「言いやすくてイメージもしやすい」と感じている方も多くおられることでしょう。
ちなみに、私の場合は、施術名の「美容鍼」のことを「びようしん」と言っています。
「鍼灸師」は「しんきゅうし」、「美容鍼灸」は「びようしんきゅう」としか読みませんので、そのように言っています。
また、美容鍼(びようしん)で使用する鍼自体のことを「びようばり」または単に「はり」と言っています。
これは、施術名と鍼自体の名称を区別するためです。
どちらの読み方で仰っていただいても間違ってはおりませんので、言いやすい方の読み方で仰っていただくといいでしょう。
Q.美顔鍼と美容鍼の違いは何ですか?
美顔鍼というものは、美顔を目的とした鍼による施術のことをいいます。
そのため、美顔鍼の場合は、顔に鍼をするだけで終わることが多いものです。
一方、美容鍼というものは、美容を目的とした鍼による施術のことをいいます。
そのため、美容鍼の場合は、お店によっては顔だけではなく、頭や背中やお腹、腕や脚などにも鍼をすることもあります。
ちなみに、当店では、主に顔や頭に鍼をして、顔・首・肩に対するソフトな整体もセットで行うようにしています。
美顔鍼に近い施術になりますが、顔以外にも美容目的の施術をしていますので、施術名を「美容鍼」としています。
当店の美容鍼について
Q.美容鍼では素手で顔に触れられることになるのですか?
当店では、美容鍼を行う時には、必ず施術用のゴム手袋を着用しています。
そのため、素手で顔に触れることはありません。
もちろん、施術用のゴム手袋は1回限りで使い捨てていますので、どうぞご安心ください。
Q.美容鍼はどのくらい痛いものなのですか?
当店では、美容鍼を行う時には、直径0.1mmの超極細の鍼だけを使用しています。
美顔用の鍼としては、最も細い鍼になります。
痛みの感じ方には個人差がありますが、注射針などとは比べ物にならないほど痛みが少ないものです。
ただし、いくら鍼が細くても、特に刺激に敏感な顔に刺すことになりますので、「鍼を刺す瞬間はチクッとしたわずかな痛みを感じる」と思っておかれた方がいいでしょう。
Q.なぜ最も細い鍼だけを使っているのですか?
鍼の業界では、昔から「鍼は太ければ太いほど効果が高い」と言われていることもあります。
確かに、筋肉や脂肪が多い部分に鍼を刺す場合、ケガなどの痛みなどを感じにくくさせるために鍼を刺す場合、顔面神経麻痺などの神経障害を回復させる目的で鍼を刺す場合などにおいては、ある程度太い鍼を使用した方が効果が高いこともあります。
しかし、人の顔には多数の毛細血管が張り巡らされていますので、鍼が太ければ太いほど出血しやすくなり、内出血もしやすくなります。
なかには、太めの鍼を顔に刺しても全く出血しない方もおられますが、細めの鍼であっても出血し、内出血してしまう方もおられます。
特に美容を目的として顔に鍼を刺す場合は、効果云々よりも内出血のリスクを可能な限り下げる必要があります。
そこで、どの鍼が美容鍼(美顔鍼)として最適なのかを検証してきた結果、最も細い鍼が最適であると確信し、当店では最も細い鍼だけを使用しています。
Q.美容鍼では、お腹に施術はしないのですか?
当店では、整体を行う時には、お腹に対して施術をすることもあります。
ただし、美容鍼を行う時には、お腹に対して施術をすることはありません。
もちろん、さらに美容効果を高めようとする場合は、美容鍼を行う時にも、胃や腸などの内臓に対してもアプローチをした方が良いものです。
ちなみに、美容鍼灸の専門店では、頭やお腹や背中、腕や脚などにも鍼や灸をしたり、超短波治療器などの医療機器を併用しているお店もあります。
しかし、当店でもそのような施術を行う場合は、今よりも施術時間が長くなるばかりではなく、今と同じ料金で行っていくこともできなくなります。
もし、時間と予算に余裕があって「胃や腸などの内臓の調子も同時に整えたい」と思われているようでしたら、当店の全身整体も同時に受けていただくといいでしょう。
時間と予算に余裕がないようでしたら、胃腸の調子を整えていく程度のことであれば、当店でお伝えしているセルフケアをご自宅などで実践していただくだけでも、十分な成果が得られるかと思われます。
胃腸の調子を整えていくセルフケアの方法が知りたい方は、来店時に直接お聞きください。
Q.顔に鍼だけをしてもらうことはできますか?
単に顔などに鍼を刺して抜くだけでしたら、一般的なお店で行われている美顔鍼と同等の変化しか期待できません。
そのため、当店では、単に鍼をするだけではなく、顔・首・肩に対するソフトな整体もセット(無料)で行うようにしています。
もし、顔への鍼だけをご希望のようでしたら、施術前に仰っていただければ、顔への鍼だけをして終わることもできます。
ただし、顔・首・肩に対するソフトな整体を割愛させていただく場合は、施術前後の写真撮影やセルフケアのアドバイスなども割愛させていただきます。
Q.目の下だけ重点的に鍼をしてもらうことはできますか?
当店の美容鍼では、なるべくバランスが良くなるように顔や頭などに鍼をしています。
もちろん、気になっておられる部分に重点的に鍼をしますと、その部分においては高い成果が期待できます。
しかし、顔は体の中でも内出血しやすい部分で、特に目の周りには多数の毛細血管が張り巡らされています。
そのため、目の下を重点的に鍼をした場合は、目の下にアザができてしまう可能性があります。
そのことをご了承いただけるようでしたら、目の下だけ重点的に鍼をすることもできます。
ちなみに、目の下のタルミやムクミやクマなどが気になっている場合は、日頃からご自身で眼の体操をしていただくことで自然に解消させていくこともできます。
目の体操の方法が知りたい方は、来店時に直接お聞きください。
Q.鍼に電気を流すことはしているのですか?
美容鍼の施術法の1つとして鍼に電気を流す方法もありますが、当店では、鍼に電気を流すことはしておりません。
鍼に電気を流すことについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
Q.ビフォーアフターの写真は撮ってもらわなくてもいいのですか?
当店では、施術前と施術後に顔の写真を撮って、施術による顔の状態の変化を写真でご確認いただけます。
もちろん、ビフォーアフターの写真を撮られたくない場合は、施術前にそのことをお伝えいただければ、撮らずに終えることもできます。
ただし、ご自身の感覚だけでは施術による変化を感じにくい場合もあります。
そのため、なるべくビフォーアフターの写真は撮っておかれた方がよろしいかと思われます。
Q.美容鍼は化粧をしたままでも受けられますか?
当店では、化粧をしたままでも美容鍼を受けていただくことができます。
美容鍼を受ける時や受けた後の化粧について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。
Q.美容鍼を受ける場合、どんな服装で行けばいいのですか?
美容鍼を受けていただく場合は、基本的には、どのような服装でお越しいただいても構いません。
ただし、当店では、顔・首・肩に対するソフトな整体もセットでさせていただいています。
そのため、上半身の服装においては、なるべく体を動かしやすい服装でお越しいただいた方がいいでしょう。
なお、特にフードがついた服装は、頭や首の辺りに触れる時に施術の妨げとなります。
十分な施術の成果を得られたい場合は、そのような服装は避けられた方がいいでしょう。
美容鍼の効果について
Q.美容鍼は本当に効果があるのですか?
当店では、単に顔や頭などに鍼をするだけではなく、顔・首・肩に対するソフトな整体もセットでさせていただいています。
そのため、ごく一部の方を除いて施術の効果を実感していただいています。
美容鍼を受けても効果を実感しにくい方の特徴が気になる方は、以下のページをご覧ください。
Q.美容鍼を受けると、どうして小顔になるのですか?
美容鍼を受けると小顔になる理由が知りたい方は、以下のページをご覧ください。
また、簡単にすぐに小顔になる方法が知りたい方は、以下のページをご覧ください。
Q.美容鍼を受けると、顔の毛穴が目立たなくなりますか?
美容鍼を受けていただきますと、顔の余計なタルミがなくなるだけではなく、肌のハリ・ツヤも良くなります。
そのため、施術前に顔の毛穴が目立っていた場合は、施術後に目立ちにくくなることもよくあります。
ただし、美容鍼は顔の毛穴に特化した施術ではありません。
顔の毛穴が目立ちにくくなりたい場合は、日頃から正しいスキンケアも行っていただく必要があります。
Q.美容鍼はエステと比べて何が違うのですか?
エステと美容鍼の違いについては、以下のページをご覧ください。
Q.美容鍼とハイフなら、どっちの方が良いのですか?
美容鍼とハイフは、どちらも様々な美容効果が期待できる施術です。
ただし、お店によって施術の仕方が異なっていたり、受療者の体質によって向き不向きがあります。
そのため、一概にどちらの施術の方が良いとは言えません。
どちらの施術の方が良いのか気になる場合は、ネット上の偏った情報を鵜呑みにするのではなく、実際に両方の施術を1回ずつ試してみて、「受けていきたい」と思われた方の施術を受けていかれるといいでしょう。
Q.整形手術を受けたことがあるのですが、美容鍼を受けても効果はありますか?
整形手術を受けておられる場合は、十分な施術の効果を実感していただけない可能性があります。
ただし、美容鍼を受けていただくことで、顔の状態が良くなることはあっても悪くなることはありません。
日頃何かに少しぶつかっただけでアザができるような方、金属アレルギーの方、負傷した時に出血が止まらなくなるような持病をお持ちの方でもない限り、安心して受けていただけます。
美容鍼の危険性やデメリットについて
Q.美容鍼でアザができること(内出血すること)はありますか?
美容鍼を行う時には、多数の毛細血管が張り巡らされている顔に鍼を刺すことになります。
そのため、施術者の技量や鍼の品質などにかかわらず、小さなアザができてしまうことがごく稀にあるものです。
ちなみに、当店では、美顔用の鍼の中でも最も細い鍼だけを使用しています。
美容鍼を行っている一般的なお店で使用されている鍼よりも細いため、アザができる可能性は極めて低いものです。
ただし、「米粒ほどの大きさの薄いアザすら絶対に1つもできない」などという保証はいたしかねます。
特に日頃何かに少しぶつかっただけでアザができるような方は、美容鍼を受けられた時にもアザができる可能性があります。
思い当たりがある方は、美容鍼を受けられる前に必ずお伝えください。
なお、当店では、顔の状態が気になっている方の場合、整体の施術時間内で美顔整体を受けていただくこともできます。
美顔整体にご興味がある方は、整体の施術を受けられる前に美顔整体に興味があることをお伝えください。
Q.金属アレルギーなのですが、美容鍼を受けても大丈夫ですか?
そもそも、鍼は金属でできているものです。
金属アレルギーの方が美容鍼を受けられますと、鍼を刺した部分が蚊に刺された時のように赤くなり、その赤みが数日から2週間ほど引かないこともあります。
軽度の金属アレルギーの方であれば、そのような反応は現れないこともありますが、「絶対にアレルギー反応は現れない」とは言い切れません。
そのため、当店では、基本的には金属アレルギーの方に美容鍼はお勧めしておりません。
なお、当店では、顔の状態が気になっている方の場合、整体の施術時間内で美顔整体を受けていただくこともできます。
美顔整体にご興味がある方は、整体を受けられる前に美顔整体に興味があることをお伝えください。
Q.美容鍼には、どんな危険性やデメリットがあるのですか?
美容鍼というものは、整形手術などと比べると、非常に安全な施術です。
もちろん、顔に何本も鍼をしていくことになりますので、いくつかの危険性やデメリットはあります。
美容鍼の危険性やデメリットについて気になる方は、以下のページをご覧ください。
美容鍼を受ける回数や頻度について
Q.美容鍼は何回くらい受ければいいのですか?
美容鍼を受ける回数については、特に決まりはありません。
1回施術を受けて満足されたようでしたら、1回で受療を終了されてもいいものです。
ただし、美容鍼は整形手術ではありませんので、1回の施術で完全に理想的な状態にすることはできません。
また、人の体の状態や体質には個人差があり、1回で劇的に顔の状態が良くなる場合もありますが、少しずつしか良くなっていかない場合もあります。
ご自身が理想とされている状態にもよりますが、美容鍼によって完全に理想的な状態にするためには、定期的に何回か施術を受けていただく必要があります。
その具体的な回数については、実際に施術を受けていただいて、その施術後の状態をご自身のケアによってどのくらい維持できるかによります。
施術後の状態を次回の来店時まである程度維持できておりましたら、前回の施術後よりもさらに良い状態に導いていくことができます。
ちなみに、当店では、ご自宅などで無料で実践していける簡単かつ効果的なフェイシャルケアの方法もお伝えしています。
少しでも早く理想的な状態になり、その理想的な状態を維持していかれたい方は、お伝えしたケアを実践していかれてください。
Q.美容鍼はどれくらいの頻度で受ければいいのですか?
美容鍼を受ける頻度については、特に決まりはありません。
ご自身にとって必要と思われる頻度で受けていかれるといいでしょう。
ちなみに、美容鍼の業界では、「最初の内は週に1回または2週間に1回くらいの頻度で受けていくことが望ましい」とされています。
個人差はありますが、そのような頻度で美容鍼を受けていかれますと、2~3か月ほどでバランスのとれた本来の健やかな美しい顔の状態が定着してきます。
もちろん、時間的・経済的な理由によって、月に1回も施術を受けられない方もおられることでしょう。
そのような場合においては、施術を受けられない分も含めてご自身でしっかりと管理・ケアをしていただく必要があります。
なお、美容鍼を多量または高頻度で受け続けていくことは、あまりお勧めできません。
美容鍼を多量または高頻度で受けるデメリットについて気になる方は、以下のページをご覧ください。