電気を流す美容鍼の効果とデメリットについて解説いたします。
顔に刺した美容鍼に電極をつけて電気を流すことによって、どのような効果やデメリットがあるのか気になる方は、参考にされてください。
電気を流す美容鍼の効果
美容鍼というものは、美容を目的として行う鍼による施術のことをいいます。
顔以外にも鍼を刺すこともありますが、顔の状態が気になっている方が多いため、主に顔に何本も鍼を刺していくお店が多いものです。
その効果としては、顔の左右のバランスが均等に近づくシンメトリー効果やリフトアップ効果、小顔効果や肌質改善効果などが期待できます。
美容鍼は、お店や施術者によって使用する鍼や本数や刺し方などが異なります。
なかには、顔に刺した鍼に電極をつけて電気を流すやり方もあります。
では、顔に刺した鍼に電極をつけて電気を流すことによって、どのような効果が期待できるのか。
それは、単純に鍼を刺して抜くだけの場合よりも前述のような効果が現れやすくなります。
顔に刺した鍼に電極をつけて電気を流すことによって、顔の筋肉を自動的に伸縮運動させることができるため、単純に鍼を刺して抜くだけの場合よりも高い効果が期待できるわけなのです。
しかし、電気を流す美容鍼には、当然デメリットもあります。
以下、そのデメリットについて解説いたします。
電気を流す美容鍼のデメリット
そもそも、顔は体の中で非常に敏感な部分で、皮膚の厚みも薄く、多くの毛細血管が張り巡らされています。
そのような顔に鍼を刺して電気を流しますと、鍼が刺さった状態で顔の筋肉や皮膚が動き続けることになります。
鍼が刺さった状態で顔の筋肉や皮膚が動き続けますと、筋肉や毛細血管を過剰に傷つけてしまうことがあります。
つまり、単純に鍼を刺して抜くだけの場合と比べますと、内出血を起こす(アザができる)可能性が高くなってしまうわけです。
また、筋肉を電気刺激で強引に動かしていくことになりますので、施術後に筋肉痛のような鈍痛や疲労感が残ってしまう可能性もあります。
さらに、強い電気刺激によって顔の状態を整えていくことになりますので、その強い電気刺激を受けていかなければ現状を維持していくことすらできなくなってくる可能性もあります。
もちろん、人には個人差がありますので、電気を流す美容鍼を受けても上記のような悪い反応が現れない方もいます。
そのような方は、電気を流す美容鍼を受けていかれてもいいでしょう。
しかし、特に初めて美容鍼を受けられる方や電気刺激が苦手な方は、施術を受けられる時に緊張して顔に力が入っていることが多いものです。
緊張して顔に力が入っている状態で鍼を刺して電気を流しますと、上記のような悪い反応が現れやすくなってします。
そのため、特に初めて美容鍼を受けられる方や電気刺激が苦手な方は、なるべく電気を流す美容鍼を受けることはやめておかれた方がいいでしょう。
当店における美容鍼
ちなみに、当店でも美容鍼を行っていますが、鍼に電気を流すことはしておりません。
以前は鍼に電気を流すこともしておりましたが、前述のようなデメリットがあることから、あえて行っておりません。
当店では直径0.1mmの最も細い鍼だけを使用し、鍼に電気を流さない代わりに、顔の筋肉の緊張バランスを芯から整える手技(美顔整体)を併用しています。
また、当店では、ご自宅などで無料で行っていける簡単かつ効果的なセルフケアの方法も丁寧にお伝えしています。
お伝えしたセルフケアをご自宅などで上手く実践し続けていただくことによって、施術後の状態を維持できたり、さらに良い状態にご自身で導いていくこともできます。
これから初めて美容鍼を受けられる方や顔にアザができることに対して不安な方は、1度当店にお越しになって施術を受けてみてください。
当店の美容鍼にご興味がある方は、以下の詳細ページをご覧ください。