自宅で無料で簡単にできる骨盤矯正の方法をご紹介します。
非常に簡単かつ効果的なセルフケアの方法です。
特に自力で骨盤を矯正していかれたい方は、参考にされてください。
骨盤の歪みとは
整体業界でよく言われている「骨盤の歪み」というものは、骨盤の傾きが崩れた状態が定着してしまっていることをいいます。
決して骨盤を構成している骨自体が変形して歪んでいることを意味する言葉ではありません。
しかし、「骨盤の歪み」という言葉は、以上のような誤解を招くおそれが十分にあります。
そのため、以下、「骨盤の歪み」のことを「骨盤の傾き」という言葉に置き換えて解説いたします。
骨盤の傾きの種類
骨盤の傾きの種類としては、大きく分けますと、以下の5つの種類があります。
骨盤の傾きの種類
- 前傾タイプ:骨盤が前側に傾いているもの
- 後傾タイプ:骨盤が後ろ側に傾いているもの
- 上下タイプ:左右の骨盤の位置の高さが異なっているもの
- 拡張タイプ:骨盤が外側に広がっているもの(産後に多い)
- 捻転タイプ:左右の骨盤の傾きが捻じれているもの
骨盤は体の中心部分にある骨ですので、その骨盤の傾きが崩れていますと、全身のスタイルが崩れるだけではなく、様々な心身の不調を引き起こしてしまうこともあります。
そのため、骨盤の傾きが崩れている場合は、なるべく正常な傾きに整えていった方がいいものです。
ちなみに、骨盤の傾きは、整体院や整骨院などで矯正してもらうこともできます。
しかし、今までと同じような姿勢で過ごしていますと、遅かれ早かれ、また元の悪い状態へと戻っていってしまいます。
これは、どこの誰にどのような施術をしてもらっても同じことです。
そのため、骨盤の傾きを整えて維持していくためには、自分自身で常に「直そう」という意識を持って取り組んでいく必要があります。
骨盤矯正によるスタイルの変化
骨盤が正常な傾きになりますと、骨盤と関連している筋肉の緊張バランスが整います。
ちなみに、骨盤と関連している筋肉の緊張バランスが整いますと、以下のようにスタイルが変化します。
骨盤矯正によるスタイルの変化
- お尻が垂れ下がっていた場合は、ヒップアップする。
- お尻が大きかった場合は、お尻が小さくなる。
- お腹が出っ張っていた場合は、お腹が引っ込む。
- 猫背になっていた場合は、ある程度猫背も矯正される。
- バストの位置が下がっていた場合は、バストの位置が上がる。
- 太ももが太かった場合は、太ももが細くなる。
骨盤矯正で太ももが細くなる理由
以上の写真のように、骨盤の傾きを矯正することで、お尻から上の体の構造が変化することは想像しやすいことかと思われます。
しかし、骨盤の傾きを矯正しますと、太ももが細くなることもあります。
なぜ、骨盤の傾きを矯正すると太ももが細くなることもあるのか。
それは、骨盤の傾きを矯正することで股関節も同時にある程度矯正されるからです。
ちなみに、骨盤の傾きと股関節が矯正されますと、大腿骨の大転子(お尻の横から出っ張っている脚の骨の部分)が内側に引っ込むことがあります。
また、骨盤の傾きと股関節が矯正されますと、お尻や脚の筋肉の緊張バランスが整って血液やリンパ液の循環も促進されます。
その結果、筋肉の厚み自体が薄くなり、余計なむくみもなくなります。
つまり、そのような体の構造の変化によって太ももが一時的に細くなるわけなのです。
もちろん、骨盤矯正によって太ももが細くなる程度にも限度があります。
どんどん太ももを細くしていくためには、余分な脂肪を落としていく必要もあります。
無料で楽にできる健康的なダイエットをしていかれたい方は、以下のページをご覧ください。
自宅で簡単にできる骨盤矯正法
人の体は全て繋がってできているものです。
そのため、自宅で骨盤の傾きを矯正していかれる場合は、骨盤周りだけではなく、全身の筋肉のねじれをとっていくような体操をしていかれるといいでしょう。
毎日全身の筋肉のねじれをとっていくような体操をしていかれることで、骨盤の傾きも含めて全身の構造を整えていくことができます。
ポイントとしては、力を使って強引に伸ばしていくようなストレッチをしていくのではなく、できる限り脱力した状態で色んな方向にバランス良く体を動かしていかれた方がいいでしょう。
できる限り脱力した状態で色んな方向にバランス良く体を動かしていくことによって、自然な形で楽に全身の構造を整えていくことができます。
ちなみに、当店では、そのようなセルフケアの方法もお伝えしていますが、特に念入りにお伝えしていることが他にあります。
それは、耳が痛いと思う方もおられるかもしれませんが、正しい座り方についてです(^^)
正しい座り方
当店では、特に骨盤の傾きが崩れている方には、正しい座り方について入念にお伝えしています。
ちなみに、正しい座り方というものは、真横から見た場合に90度になる角度で座ることです。
厳密に申しますと、座面が平面の椅子にお尻を突き出した状態でお尻をつけて、真横から見た場合に90度になる角度まで上体を起こして座ることです。
さらに、膝も真横から見た場合に90度になる角度に曲げ、両足の踵(かかと)も床に着いている状態であればベストです。
日頃からそのような正しい座り方で座るようにしていくだけでも、ある程度骨盤の傾きを矯正していくことができます。
また、日頃からそのような正しい座り方で座るようにしていくことで、骨盤の傾きが整った状態を維持していくこともできます。
骨盤の傾きが崩れる原因を作っているのは、自分自身に他なりません。
たとえ整体院や整骨院などで定期的に骨盤矯正を受けておりましても、日頃から自分自身で骨盤の傾きを崩していますと、いつまで経っても骨盤の傾きを正常な状態にすることはできません。
本気で骨盤の傾きを整えて維持していかれたい方は、是非ご自身で積極的に取り組んでいかれてください。
当店の整体にご興味がある方は、以下のページをご覧ください。
また、産後の骨盤矯正について何か気になることがある方は、以下のページもご覧ください。